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気象変化が身体に及ぼす影響

こんにちは。

気圧や気温、湿度の変化で起こる症状全般を「気象病」と言いますが、このところ「気象病であろう」症状の相談を受ける機会が多くなりました。

頭痛、神経痛、肩こり、首痛、腰痛、眠気、耳の症状、気分の落ち込み、うつ、不安症など…。寒暖差が大きく気圧の変化も激しい春先、低気圧が繰り返し前線に沿って動き、さらに夏から秋にかけて台風シーズンは、特に注意が必要な時期です。

ボクたちの周りの気圧(外圧)が低くなると、相対的に体の外に向かう圧(内圧)が強くなる(内圧>外圧)。そのことによりボクたちの体は膨張するのですが、それが様々な不快な症状として現れるのです。

膨張は「浮腫」となって現れます。「浮腫」はリンパ循環の停滞によるもの。

臨床症状としては、

  • 脳浮腫:頭痛、頭重、眠いなど
  • 内耳浮腫:めまいなど
  • 鼻粘膜浮腫:くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなど
  • 関節浮腫:関節痛、関節炎、水が溜まるなど

この場合、基本的に水分の代謝を良くすることで不快な症状が改善していきます。

「両耳の閉塞感」を訴える女性。耳鼻咽喉科を受診され、耳の聞こえ、耳の中も問題なし。血流を良くする薬とビタミンBが処方されました。いったん閉塞感が少し改善するも、最近悪化傾向にあり、何とかならないか…とウチの薬局にいらっしゃったわけです。この時点で1ヶ月が経過していました。

話を聞くと、確かに悪化時期が梅雨時期で天候も不安定。気圧や気温、湿度の変化が引き金になっていると考えました。また、もともと体質的に気象の影響を受けやすい体質があるので、「水分の代謝を良くする漢方薬」と「体質改善の漢方薬」の2種類をおススメし、飲んでいただきました。

その後、その方によると、漢方薬を飲み始めた翌朝から閉塞感が無くなったそうです。正直ボク自身、この早い効果に驚いていますが、気象変化による体の不調整えるのに漢方薬…「中医学の知恵」というのは本当に有効だと思っています。

もちろん、規則正しい生活を送ることが基本ですが、それでも難しい場合、中成薬(中国漢方)や自然薬の出番です。ご相談ください。

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