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こむら返り

こんにちは。

就寝中に突然ふくらはぎの強い痛みに襲われて飛び起きたり、歩いているときに急に足がつったり…。

突然起こる激しい痛み「こむら返り」。こむらは「腓」という字を書くそうですが、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋:ひふくきん)が痙攣を起こし、強い痛みのある状態を言います。

「こむら返り」はいつでも誰にでも起こりますが、一般には、就寝中や運動中によく起こり、高齢になるほど起こりやすくなりますし、妊娠中の女性にも起こりやすいとされています。

就寝中:眠っている間によく起こる人が多いようですが、明らかな原因は分からないけれど、寝ている間は長時間同じ姿勢だったり、掛け布団の重みでつま先が伸ばされた姿勢が続きふくらはぎの筋肉の収縮が続くこと…で起こると考えられています。

運動中:激しい運動によって何度も繰り返し同じ筋肉を収縮させていると、神経が過敏になったり、筋肉の感受性が高まったり、急に運動すること、発汗によって脱水が起こり水分や電解質の代謝のバランスが崩れる…など。

高齢者:高齢者では半数の人に認めらえると言われていますが、高齢者は腰椎の変形があって神経が圧迫されたり、持病の治療で日常的に薬の服用が増え、その副作用が原因となる…とも。

妊娠中:妊娠後期の女性に起こりやすいようですが、水分や電解質の代謝のバランスの変化が関連しているとも。

また、現代生活では和式トイレを使う、和室で座る…など「しゃがむ」という行為が減っている…「ライフスタイルの変化も原因」という指摘も。ふくらはぎの筋肉やアキレス腱など十分に伸ばされず、硬く縮んでしまいがちになる…というわけです。

「こむら返り」はほとんどの場合、生理的に起こるもので、あまり心配する必要はないですが、頻度は少ないものの、服用している薬の影響や、ほかの病気が原因になっていることもあるので、注意が必要です。

こむら返りが起きたときは、過剰に収縮している筋肉を伸ばすことが大切です。足のつま先を手前に引き、ふくらはぎの筋肉が伸びているのを確認しながら行うといいです。そのままの状態をしばらくキープし、ゆっくり元に戻す。痛みが治まるまで繰り返します。

よく「こむら返り」に利用される「芍薬甘草湯」。「陰血」を補う作用があり、「陰血不足」によって生じる各所の痙攣および疼痛に適した処方です。四肢の筋肉・筋脈の痙攣・疼痛、腹痛によく利用されます。即効性があるので症状が出たときに利用したり、寝る前に利用すると効果的なことがありますが、使い続けると低カリウム血症を起こすことがあるので注意が必要です。

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