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カゼ薬

こんにちは。

厚生労働省によると、2021年1月11日から1月17日のインフルエンザ罹患者数は全国でわずか65人。昨年の同時期が90,811人だったことを考えると、かなりのインパクトです。前年比にしてみると、0.07%となります。

受診控えもあるかもしれませんが、手洗い・マスクなどが定着し、絶大なる効果になっていますね。

もちろん一般的なカゼも減っているようで、カゼ薬の売り上げも40%以上減少しているのだとか。

確かに、ウチでも常備薬としてカゼ薬を買いに来られるお客様しか来られていないように思います。つまり、現在進行形でカゼを引いている方の相談は少なくなりました。

確かに、カゼを引かない(カゼの症状がない)のにカゼ薬は必要ありませんが、当然のことながら誰もが今年もカゼを引きたくないと考えています。ボクもそうです。

十分な睡眠、そしてバランスのとれた食事などの生活養生が大切ですが、それでも引いてしまった場合、早めの対応を。

ボクの場合は、漢方のカゼ薬で対応します。基本的には、悪寒が強いカゼ(風寒型)には葛根湯、麻黄湯など、のどが痛く、熱っぽいカゼ(風熱型)には天津感冒片、銀翹散など、胃腸型のカゼ(風湿型)には勝湿顆粒で対応します。

一般的には総合感冒薬(カゼ薬)を選ばれると思います。総合感冒薬には主に解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、去痰藥を主軸として非常に多くの薬が配合されています。

総合感冒薬(カゼ薬)に含まれる成分の分類

解熱鎮痛剤アセトアミノフェン
NSAIDs(非ピリン系):イブプロフェン、エテンザミド、サリチルアミド
NSAIDs(ピリン系):イソプロピルアンチピリン
抗ヒスタミン薬クロルフェニラミン、クレマスチン、マレイン酸カルビノキサミン、プロメタジン、ジフェニルピラリン
鎮咳薬麻薬性:コデイン
非麻薬性:デキストロメトルファン、ノスカピン、チぺピジン
去痰藥アンブロキソール、カルボシステイン、ブロムヘキシン、グアヤコール、グアイフェネシン
気管支拡張剤メチルエフェドリン
血管収縮剤プソイドエフェドリン
抗炎症薬トラネキサム酸
抗コリン薬ヨウ化イソプロパミド
中枢興奮薬カフェイン
ビタミンアスコルビン酸、チアミン、リボフラビン、ヘスペリジン

その中で、インフルエンザの可能性があるときはアセトアミノフェンを選ぶ必要があります。前立腺肥大、緑内障の人は抗コリン薬は使えません。甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧の人はエフェドリンが使えません。脳梗塞や心筋梗塞などの血栓性の病気や血栓症の恐れのある人はトラネキサム酸が使えません。妊婦さんや授乳中の人も気を付ける必要があると思います。

多くの成分を配合し、多くの症状に効く一方で、使用できない人も多くなっているのが総合感冒薬の特徴であると思います。恐れ過ぎる必要はありませんが、よく相談してから購入してください。

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