こんにちは。

ボクたちの体内時計は1日の長さが24時間より少し長いため、放っておくと毎日徐々に遅れていくと言われています。これをリセットするのが光。目の奥の網膜に当たることで、脳の視床下部の「体内時計」に作用します。

光は浴びる時間帯によって効果が違うそうですね。

例えば、深夜0時に寝て朝7時に起きる人の場合、午前中、特に10時頃まで光を浴びると、翌日の「体内時計」を前進させ、早起きしやすくなります。

逆に、夕方以降、特に午後10時以降に浴びる光は「体内時計」を遅らせるのだとか。スマホや蛍光灯、LED電球などの白い光は覚醒作用が強く、眠気を飛ばしてしまいます。

コロナ自粛などで夜型にずれた生活を戻すには、朝に明るく強い光を浴びること。曇りでも効果はあります。

逆に、極端に早起きで困っている人は、夕日を浴びて散歩すると体内時計が少し夜型にずれ、朝起きる時間を遅らせる効果が期待できるのだとか。

「体内時計」には、脳にある「親時計」と、そこから指令を受け、皮膚や内臓など体内の大部分の細胞で働いてリズムを合わせる「子時計」があります。ちゃんと朝食を取ることで、「子時計」が「朝だ」と明確に認識するので、朝食を摂ること、朝の覚醒度を高めてくれます。

夜更かしをせず、早く起きて朝日を浴び、三食決まった時間に食べる。日中は適度に体を動かす。そういった基本的な生活のリズムを正すことが、健康維持には欠かせません。