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イライラ、不快感…「血の道症」が原因かも?

こんにちは。

中医学では、血液をはじめ体の各部分に栄養や潤いを与えるものを「血」と呼びます。「血」は人の生命活動を維持する基本のもの。顔色が良く艶やかで、皮膚が潤っていて、毛髪に光沢がある、目などの感覚器や筋肉、骨が円滑に動くのも、全て「血」が十分にあって初めて出来る…というわけです。そして、心、思考、気分などの精神活動を支えているのも「血」です。

女性は毎月の月経で多くの「血」を消耗してしまいますし、妊娠、出産、授乳には十分な「血」が必要です。

月経、妊娠、出産、更年期など女性ホルモンのバランス変動に伴って現れる精神不安や苛立ちなどの精神症状や身体症状のことを「血の道症」と言いますが、特に女性の一生は「血」とは切っても切れない関係があります。

女性は男性と違って月経周期によって体調が変化します。

月経は主にエストロゲン、プロゲステロンという2つのホルモンによりコントロールされていて、月経前はプロゲステロンが多く、月経中はどちらも少なくなります。そのため、月経前後はホルモンバランスの変化により、生理痛、発熱、頭痛、下痢・鼻血・むくみ・胸が張る…などの症状が出ることがあります。また、ほとんどの女性は更年期に入ると、卵巣の機能が衰えてきます。そのため、卵巣から分泌される女性ホルモンの1つである、エストロゲンの量も減ってきます。しかし、脳はエストロゲンの量を増やそうと卵胞刺激ホルモンの分泌量を増やします。ここでホルモンのバランスに乱れが生じ、これにより様々な不快な症状が出てくるわけです。

つまり、女性のホルモンバランスの乱れにより起こる症状が「血の道症」です。

そんな「血の道症」に使用されるのもに「川芎茶調散」があります。「川芎茶調散」は今から850年以上前に誕生した漢方薬で、風邪(ふうじゃ)を取り除く生薬や、滞った血を巡らせる生薬、気を正常に巡らせ機能を回復する理気薬が入っており、頭痛をはじめ、女性の「血の道症」に使用されています。女性特有の月経中、ストレス、緊張性の頭痛だけではなく、頭部全体の頭痛を和らげる生薬が入っており、「イライラすることが多い」「時々不安になる」「何もやる気が起こらない」「気持ちが沈むことが多い」「頭痛・肩こりがある」…などがある人にはおススメです。

「川芎茶調散」は「頂調顆粒」という名前でも販売されています。

女性は月経周期があるのでケアが大切です。

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