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ゴールデンウィークが近付いてきましたが…

こんにちは。

昨年のゴールデンウィークは1回目の「緊急事態宣言」の最中で、予定していた沖縄旅行をキャンセルし、家でゆっくり過ごしていました。今年は今のところ決まった計画もなく、どのようになるのかわからない現状です。

まだしばらく旅行を控える必要があるのかもしれませんが、もしかしたら車でちょっと遠出するかもしれません。

旅行は楽しいものですが、環境の変化や食べ過ぎ飲み過ぎなど体調を崩すこともあると思います。

せっかくの機会だからと頑張ってしまうと、更に不調が悪化してしまうことも。体調が良くないと感じたら、無理をせず早めの対処で回復することが大切です。また、旅行の予定が決まったら、しっかり体調を整えておくことも重要です。

旅行に向けた体調管理は、脾胃(胃腸)のケアが基本です。乗り物酔いなどのトラブルを避けるためにも、旅行の前は脾胃に負担をかけない食生活を心掛けましょう。

慣れない食事や暴飲暴食などで、お腹の調子を崩しがちに。下痢や便秘に悩まされないためにも、日頃から脾胃の調子を整えることが大切です。

一方で、知らず知らず疲れが溜まっている旅先では、カゼを引いてしまうことが多いので要注意。睡眠と食事はしっかり取って元気を保つように心掛けましょう。

旅先で不調を感じたときは、我慢せずに休むこと。お腹が弱い、乗り物酔いしやすいなど、自分の体質を考えて「旅行の常備薬」を用意しておくと、早めに対処ができて安心です。

乗り物での不調

乗り物酔いを起こしやすいのは脾胃が弱いタイプ。暴飲暴食、油っこい食事などは脾胃の負担になるので注意が必要です。

予防としての「食の養生」では、米、山芋、豆腐、鶏肉、いんげん豆、キャベツ…など「温性、甘味の食材」で脾胃を養いましょう。漢方薬では「健脾散」や「健胃顆粒」「補中丸」などがおススメです。

対処としての「食の養生」では、しそ、梅干し、サンザシ、陳皮(みかんの皮)、カルダモン、はと麦、春雨…など「消化を助け、脾胃を整える食材」を。漢方薬では「勝湿顆粒」や「香蘇散」「晶三仙」などがおススメです。

また、狭い座席で長時間同じ姿勢を保つと、血栓ができやすくなります。「エコノミークラス症候群」と言いますが、高血圧、狭心症、高齢の方などは特に注意が必要です。小まめな水分補給、時々足を動かすことを意識してください。また、痛み、手足のしびれ、舌の色が暗いなどの瘀血(血行不良)がある人は、日頃から血流を良くすることが大切です。

「食の養生」では、タマネギ、あずき、らっきょう、海藻類、納豆、紅花、そば…など「血流を良くする食材」を。漢方薬では「冠元顆粒」や「田七人参」「血府逐瘀湯」「桂枝茯苓丸」「水蛭製剤」などがおススメです。

胃腸トラブル

旅行中はつい食べ過ぎてしまいがち。胃もたれ、吐き気、ゲップが多い、舌苔が厚いなどの症状を感じたら、消化を良くする食材や漢方薬を。「食の養生」では、しそ、麦芽、カルダモン、サンザシ、陳皮、お茶…など「香味、涼性で消化を助ける食材」を。漢方薬では「晶三仙」や「勝湿顆粒」「平胃散」「温胆湯」などがおススメです。

また、食事の変化や食べ過ぎなどで旅行中に下痢することも多いもの。腹痛やお腹の張りを感じたら、体内の「湿」を取り除き、脾胃を温めて早めの回復を。「食の養生」では、梅干し、ネギ、シナモン、しょうが、みょうが、リンゴ…など「辛味、温性で脾胃を温める食材」を。漢方薬では「勝湿顆粒」や「香蘇散」「五苓散」「人参湯」「黄連解毒湯」「五行草」などがおススメです。

そして、旅行中は慣れない環境やトイレ事情などで便秘を起こしやすくなります。便が少ない、お腹が張る、ガスが多いなどの不調を感じたら、腸に潤いを与え、動きを活発にすること。「食の養生」では、バナナ、プルーン、ヨーグルト、いちじく、キウイ、ハブ茶…など「潤いのある食材」を。漢方薬では「清営顆粒」や「麻子仁丸」「大黄甘草湯」などがおススメです。

カゼ

疲れや睡眠不足などで、旅行の後にカゼを引きやすくなることがあります。

予防としての「食の養生」では、大豆製品、鶏肉、豚肉、鮭、鯛、白ごま、白きくらげ…など「脾胃と肺を養う食材」を。漢方薬では「衛益顆粒」や「麦味参顆粒」「補中丸」などがおススメです。

悪寒、頭痛、節々の痛み、鼻づまり、鼻水が透明で薄い、痰が薄いなどの「風寒型(寒のカゼ)」の場合は、体をしっかり温めて、体内の風邪・寒邪を発散させること。「食の養生」では、しょうが、ねぎ、しそ、三つ葉、葛湯…など「体を温めて冷えを発散する食材」を。漢方薬では「葛根湯(風治散)」や「小青竜湯」「頂調顆粒」などがおススメです。

発熱、のどの痛み、口の渇き、発汗、鼻水が黄色い、痰に粘り気がある、顔が赤いなどの「風熱型(熱のカゼ)」の場合は、体の熱を冷まし、重症化を防ぐことが大切です。「食の養生」では、菊花(菊の花)、ミント茶、ゴボウ茶…など「涼性で熱を冷ます食材」を。漢方薬では「銀翹解毒散」や「五味消毒飲」「板藍根」などがおススメです。

備えておいて欲しい!旅の基本セット

これらのことを踏まえて、乗り物に乗る前にはエコノミークラス症候群の予防(瘀血対策)として「冠元顆粒」を。旅の疲れの元気補給に「麦味参顆粒」を。そして、感染症対策としてのどのケアに「板藍茶」「板藍のど飴」を。

コロナ禍で旅行を控えている方が多いと思いますが、旅の健康管理としてお役立ていただけたらと思います。

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