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痰を4つのタイプに分けて考える

こんにちは。

のどに違和感を覚える症状は、気道や肺といった呼吸器の病気のことが多く、のどが痛いのであれば「カゼ」や「咽頭炎」などの炎症からくるものであり、咳が出るのであれば「カゼ」や「気管支炎」「ぜんそく」「肺炎」などの病気が考えられます。

「痰」が出るのも同様に考えますが、中医学では少し違う見方をします。

特に、慢性的に痰が出る場合、肺だけではなく、胃の不調も疑います。

「痰をつくるのは脾(胃腸)で、肺は痰が溜まる場所」…と考えているためで、のどの症状を治すには、呼吸器系と消化器系の両方にアプローチをする必要があります。

また、痰の色や量によってもアプローチの仕方が違います。

痰は大きく分けて「燥痰」「熱痰」「湿痰」「寒痰」の4つのタイプがあります。

燥痰

症状としては、痰は少ないか無い、白~淡黄色、粘っこくて出しづらい、空咳、口やのどが乾燥、夜間に悪化など。

一般的にいう痰が絡む状態で、肺の粘膜が乾燥するので痰は少なく、粘るため絡んで出づらくなります。肺の潤いを補うことがポイントです。

バナナ、柿、白きくらげ、ゴマ、レンコン、リンゴ、乳製品などの食材、漢方薬では「麦門冬湯」などがおススメです。

熱痰

症状としては、痰は多く粘りがある、黄~緑色、痰が絡んだ重い咳など。

黄~緑色の痰が出るのは肺に熱があるため。肺の熱を冷まし痰や咳を除くことがポイントです。

アサリ、緑豆、大根、セロリ、菊花、豆腐、緑茶などの食材、漢方薬では「麻杏止咳顆粒」などがおススメです。

湿痰

症状としては、痰は多く粘りがある、白色、痰が絡んだ重い咳、胃腸の不調を伴うなど。

胃腸の水分代謝が崩れ湿痰(余分な水分の停滞)ができます。脾の働きを助け余分な水分を排出することがポイントです。

はとむぎ、冬瓜、大豆、トウモロコシなどの食材、漢方薬では「二陳湯」などがおススメです。

寒痰

症状としては、透明で水っぽくサラサラしている、咳、くしゃみ、鼻水など。

痰に色がなくサラサラしているのは肺が冷えているため。肺を温めて肺に溜まった水分を除くことがポイントです。

しょうが、長ネギ、シソ、タマネギ、シナモンなどの食材、漢方薬では「小青竜湯」などがおススメです。

それと、どのタイプの痰や咳に言えることですが、生のもの(魚介類や野菜など)、冷たい飲食などの「生冷飲食」、脂っこいもの(脂身の多い肉・揚げ物・バター・ラードなど)、甘いもの(ケーキ・チョコレートなど砂糖をたくさん使ったもの)、味の濃いものなどの「肥甘厚味」のもの、唐辛子やこしょうなどの「香辛料」、アルコール、添加物の多い食品などは控えめに。

また、アレルギー疾患(喘息、鼻炎、アトピーなどの皮膚病)の人は、牛乳、卵、ソバ、もち米、ピーナッツ、サバ、サンマ、エビ🦐、カニ🦀、貝類やアクの強いもの(タケノコ、ワラビ、フキ、ウドなど)などのアレルギー症状を起こしやすい食べ物(発物)は控えましょう。

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