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瘀血の原因① 気虚タイプ

こんにちは。

健康な人の血液の流れは、勢いよく流れる清流に例えられます。

川が正常に流れるためには、水がキレイで勢いがあり、水量も豊富で川幅も充分にある…というのが理想です。

流れが悪くなる原因は様々ですが、大きく、①元気不足(気虚タイプ)②血液不足(血虚タイプ)③冷え・寒がり(陽虚タイプ)④体液不足(陰虚タイプ)⑤イライラ(気滞タイプ)⑥ヘドロがたまった(痰湿タイプ)

…の6タイプに大別されます。

元気不足(気虚タイプ )

「血」を巡らせる「気」の力が不足しているタイプです。

このタイプの方は、

  • エネルギー不足で、すぐに疲れてしまう
  • 胃腸が弱く、たくさん食べられない
  • 抵抗力が落ちていて、カゼを引きやすい
  • 毛穴を引き締める作用が低下し、汗をかきやすい
  • 肌の張りを保つことができず、たるみやすい

などの症状がみられます。

川がサラサラ流れるためには、水の流れに勢いをつける川の勾配が必要。体の中の「血」も同じで、心臓や血管のポンプ作用がうまく働かないと、勢いよく流れることができません。

心臓を元気に働かせ、「血」を手足などの末端に巡らせるのは、中医学でいう「気」の役割です。食べたものを消化・吸収して「気」を作り出す胃腸が弱っていたり、過労が続くと「気」が不足した「気虚」の状態に…。その結果、「血」の巡りが滞りがちになって、末端まで「血」が行き届かず、手足の先が冷えたり、目の周りにクマができるなどの症状が現れ、放っておくと、血流の滞りは更に悪化してしまいます。「気」を補い、心臓のポンプ作用をパワーアップさせれば、「血」の流れに勢いがつけられます。

「気」を生みだす胃腸をいたわる食生活を

胃腸の働きを活発にして、消化・吸収力を高めるには、温かいものを中心に食べるのが原則。刺身、生野菜、果物などの生ものや、アイスクリームやヨーグルトなどの冷菓、冷たいジュース、お茶、ビールなどの飲み物は、胃腸の動きを鈍くするので、できるだけ避けましょう。

また、主食にはパンやパスタなどの小麦粉より、胃腸を丈夫にする作用が高い米がおススメ。稗、粟、黍、麦などの雑穀を混ぜるとなお効果的です。おかずは、野菜の煮物など、火を通したものを温かいうちに食べましょう。暴飲暴食はもちろんNG。食事の時間は規則正しく、腹八分を心掛けて、胃腸に負担をかけないようにすることも大切です。

十分な休息と適度な運動のバランスが大切

体のエネルギー源である「気」を無駄遣いしないためには、過労や夜更かしは厳禁。まずはたっぷり睡眠をとることが大切です。

といっても、家でゴロゴロしているばかりいるのも良くありません。「気」を生み出すためには、軽く汗をかく程度の運動も必要です。ただし、翌日に疲れが残るほどの激しい運動は逆効果なので注意を。

このように、ポイントを踏まえた規則正しい生活を送ることが大切ですが、それでも難しい場合、中成薬(中国漢方)や自然薬の出番です。

「健胃顆粒」や「健脾散」「補中益気湯」「麦味参顆粒」がおススメ。低下している胃腸の働きを元に戻し、「気」を補う作用があります。特に「麦味参顆粒」には体を潤す作用もあるため、夏場の疲労回復にはおススメです。

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