こんにちは。

健康な人の血液の流れは、勢いよく流れる清流に例えられます。

川が正常に流れるためには、水がキレイで勢いがあり、水量も豊富で川幅も充分にある…というのが理想です。

流れが悪くなる原因は様々ですが、大きく、①元気不足(気虚タイプ)②血液不足(血虚タイプ)③冷え・寒がり(陽虚タイプ)④体液不足(陰虚タイプ)⑤イライラ(気滞タイプ)⑥ヘドロがたまった(痰湿タイプ)

…の6タイプに大別されます。

冷え・寒がり(陽虚タイプ)

凍結しかかった川のように、「血」の巡りが悪化しているタイプです。

このタイプの方は、

  • 体を温めるエネルギーが低下して、体が冷えやすい
  • 水分を体外へ排出する熱源が不足で、浮腫みやすい
  • 体が冷えやすい夜間は、トイレの回数が増える
  • 足が冷えたり、腰が冷えて痛んだりする
  • 冷えると生理痛がひどくなる

などの症状がみられます。

気温が下がると、水が凍って川が流れにくくなるように、体が冷えると、どうしても「血」の巡りは悪くなってしまいがちに。

冷えを「病気じゃないから」と放っておいたり、冷たいものの食べ過ぎや薄着など、体を冷やすような生活を長く続けていると、体を温める原動力である「陽気」を傷つけて、「陽虚」という状態になってしまいます。「陽虚」になると、体の様々な機能が低下して、元気がなくなるばかりか、不妊症などの原因になることも…。そして、体が冷えると血流が悪くなり、その影響でさらに体が冷えるという悪循環に陥ってしまいます。体を芯から温めて、「血」の巡りを良くすることに努めましょう。

体を温める食材で冷えを撃退

食べ物の中でも、体を冷ます作用のあるものをできるだけ避けましょう。特に、メロン、スイカ、バナナ、マンゴー、パパイヤなど、南で採れる果物は体を冷やす作用が強いので、できるだけ避けてくださいね。夏が旬のトマトやナスも体を冷やすので、ショウガやネギ、ニンニクなど体を温める食材と組み合わせ、必ず火を通して食べましょう。アイスクリームなどもNGです。

また、冷たい飲み物はもちろん、温かいお茶でも、飲み過ぎると体内で冷却水のような働きをして、体を冷やしてしまう恐れがあります。のどが渇いていないのに、お茶やコーヒーをがぶ飲みする習慣は改めてください。

冷えを寄せつけない生活を

炎天下の屋外と冷房がきいた部屋を何度も行き来するだけで血管は収縮と拡張を強いられて、「血」の巡りが滞りやすくなります。冷えを体から追い出し、「血」をサラサラ巡らせるためにもきちんと冷房対策を。特に、冷えが入り込みやすいお腹、腰、足首、かかとはしっかりガードを。

また、入浴も血行を高める手軽な方法。夏もシャワーですませず、ゆっくりお風呂に入る習慣を。入浴剤を入れるのもいいです。女性の場合、お風呂に入れない生理中は、熱めのシャワーでお腹と腰を温める方法もあります。

このように、ポイントを踏まえた規則正しい生活を送ることが大切ですが、それでも難しい場合、中成薬(中国漢方)や自然薬の出番です。

「参茸補血丸」「八味地黄丸」には体を芯から温める作用があります。「参茸補血丸」は「血」を補う作用も兼ねているので貧血のタイプの人におススメです。