こんにちは。

まもなく2人に1人はガンで亡くなる…と言われています。それは、体温が35℃台以下の人はガンになる率が非常に高いから、と言われています。冷え性の人にガンが多いんだそうです。

逆に言えば、体温を高めることにより、ガンのリスクは減る…ということになります。

体を温める漢方生薬は数多くあります。中でも、とりわけ温める効果が高くボクたちの身近なものとして、「しょうが」があります。

ショウガは漢方では「生姜(しょうきょう)」と「乾姜(かんきょう)」とあります。

ヒネしょうがの根茎をそのまま用いるのが「生姜」。ヒネしょうがの皮を取り除いて乾燥したものを「乾姜」といいます。そして「乾姜」の方が、体を温める効果が高いんです。

生のしょうがの辛み成分はジンゲロールなどですが、乾燥の過程でジンゲロールの一部はショウガオールという成分に変わります。ショウガオールの方がジンゲロールよりも強い作用があるからです。

乾姜の作り方を、以前テレビでやっていましたが、生姜1~2mmにスライスし、室内放置で1週間程度、天日干しでは1日程度で作れるそうです。

乾姜は、お腹が冷えて痛い、嘔吐、手足の冷え、鼻水、くしゃみなどの症状に用います。また、冷えを改善するため、古くから漢方薬に使われています。生姜も、同じような症状に用いられるんですが、吐き気が強い場合は生姜の方が効果的なんだそうです。

少し話はそれましたが、体を温める目的でしょうがを使うのは、手軽で効果の高い方法だと思います。

しょうがは、幅広く料理に使え、冷え性解消の食生活のためには、1年を通してメニューに加えるといいと思います。

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簡単にしょうがを摂る方法として、ボクが気に入っているのが「焼きしょうが」です。以前、今田耕司さんがテレビで紹介したようです。

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焼くことによって乾燥したのと同じくらい温める力が出ます。焼くことによって成分がギュッと凝縮されるんです。高知県産のしょうがを1.2kgから30gに…。40分の1になるんです。ちなみに10gが840円、30gが2100円です。

添加剤、香料の入っていない天然の「焼きしょうが」は繊維もないので、お茶やお料理にもそのまま使えて便利です。

しょうが紅茶を作るのにすごく便利です。特に女性は冷え性の方が多いですから、飲み物に入れて手軽にとることが出来ます。ボクの場合は、市販のしょうが湯の味が薄いのでよく入れてました。入れると、グッと温まります。

そして何より、生のしょうがは保存が大変ですが、焼きしょうがは保存がラクで、すぐ使えるんです。おまけにチョットでいいですから…。

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