こんにちは。

病院で診てもらっても、どこにも病気らしい病気は見つからないのに、本人は体調が悪く、辛い…。

これは、病気の一歩手前にある不健康な状態「未病」であると中医学では捉えています。

つまり、放っておくと、いずれ病気として発症する…という状態を「未病」と言うわけです。こうした「未病」という考え方は、2000年以上も前に記された医学書「黄帝内経」に由来する考え方です。

超高齢化社会になり、生活習慣病が蔓延している現代においては、この「未病」に気付き、早めに対処することが、病気を防ぐためにとても重要になってきます。

ストレスの多い社会環境、カロリーの多い食生活など、様々な要因が「未病」を増やしている…。「未病」は現代日本を象徴する社会現象だと言えそうです。

そういえば、車のラジオで、1月23日は「 一無、ニ少、三多の日」なのだ…と言ってました。日本生活習慣病予防協会が制定した日なのだとか。

「一無」とは禁煙の勧め、「二少」は少食・少酒、「三多」は体を多く動かし(多動)、しっかり休養をとる(多休)、多くの人、事、物に接する生活(多接)の勧めなのだそうです。

一無

「タバコの三悪」とは、タバコによってからだに運び込まれるニコチン、タール、一酸化炭素です。こういう身体に悪影響をもたらすタバコについて、「健康日本21」は、特に若年者における喫煙をゼロにするという大きな目標を掲げスタートしています。

二少

 昔から「腹八分目に医者いらず」と言われているように、暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療の基本は常に食生活にあります。

三多

運動については、「2本の足は2人の医者」という格言があります。この格言に則って、良く歩きましょう。身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持しましょう。そして、身体を動かした後は、しっかりと休養をとることが重要です。メリハリのある生活は、健康長寿には欠かせない要素です。

「未病」の予防においても「一無、ニ少、三多」は、全て当てはまっていると思います。