こんにちは。

先日、薬剤師会の研修会がありました。

山口市薬剤師会の研修会は今はzoomで行っているのですが、ドクターが話をされることもありますが、保険薬局の薬剤師が症例報告するときもあります。

今回は30分の調剤報酬改定の話のあと、4薬局の薬剤師の症例報告がありました。

ボクも発表することになっていました。

ウチの薬局は面で受けているため、別に得意とする病気があるわけではありません。

ウチの薬局は漢方相談をしているのですが、「この病気にこの漢方」というものでもないと思っているので、漢方薬を絡めた話になると、何をどう伝えたらいいのか、結構悩みました。

結果、誰でも役に立つのではないかと思い、漢方を絡めた風邪の話をさせていただくことにしました。

内容としては、漢方で考える風邪について。最も基本的な尺度である「八綱弁証」について。一般的に使用される漢方のカゼ薬の分類とその特徴について。そんな感じの話です。

順番でボクが最後に話をすることになったのですが、1薬局15分の発表が、20分以上になってしまいました。時間調整の役目もあったので、全体的には少しオーバーしたくらいでした。

前もって話す内容を考えるにあたり、どのように15分にまとめるかが問題でした。予行演習を何度かやり、内容を削ってこの時間。緊張して早口になるのを想定してましたが、20分以上になったわけです。

「予行演習をしているから大丈夫…」と思いきや、ボクの番に近づくにつれてソワソワ落ち着かなくなり、心臓もバクバクでした。本当に人前で話をするのが苦手です。

ただそんなとき用にと、上着のポケットに「救心感應丸 氣」を入れていました。3粒を1つずつ舌の上で溶かしながら、自分を落ち着かせました。スーッと気持ちが軽くなる感じがします。

緊張を強いられ不安やストレスを感じると、気の巡りが悪くなりますが、「救心感應丸 氣」には気の巡りを良くする「麝香」「牛黄」などの高貴薬が入っていて、その効果も高いことを最近教えていただいて、実際に試してみたわけです。確かに、気持ちはラクになり、落ち着いて話すことができたと思います。

高貴薬というのは、現代においても変わるものがなく、しかも貴重な生薬のこと。今現在において、その価値はどんどん高くなっています。確かに3粒/包入りで500円くらいしますが、その効果が実感できました。

人前で話をする人、緊張しやすく下痢しやすい人などにおススメです。