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こんにちは。

「食事が大事」とよく言いますが、皆さんは添加物について考えた事がありますか?

ボクは今回「食品の裏側」という本をご紹介したいと思います。この本は、文字通り食品の「裏側」を告発する本です。かなり話題にもなりました。著者は阿部司さんという、もともと食品添加物の専門商社に勤めていて、食品添加物を売り歩くセールスマンだった方で、「食品添加物の神様」とも呼ばれていた方です。

食品添加物は「食品を長持ちさせる」「色や形を美しく仕上げる」「品質を向上させる」「味をよくする」「コストを下げる」など「光」の部分がある反面、食品添加物の人体への害悪・毒性、食卓を崩壊させるという「影」部分もあるとこの本で言っています。

阿部さんの人生を変えたキッカケは、娘さんの誕生日に並んだ「自分の開発した」ミートボールを娘さんと息子さんが美味しそうに頬張っていた事から、自分も家族も消費者だった事を実感されたからだと書いています。

一般的に日本人が摂取する添加物の量は、1日平均10gと言われています。年間4kgです。ボクたちは知らない間に大量の添加物を食べている現実があります。

「食品添加物=台所にないもの」とも阿部さんは言っています。①食品を買うときには必ず「裏」の表示を見る ②加工度の低いものを選ぶ ③「知って」食べる ④安いものだけに飛びつかない ⑤「素朴な疑問」を持つ ことをススメています。

この本は「添加物の情報公開」として書かれた本で、中に色々な食品の裏側が書いてあります。その中には「エッ!」と驚くような物まで。ボクもこの本を読んでから必ず「裏」を見て買うようになりました。なるべく少ないものを選ぶようになりました。

理由を知らないで、ただ安い特売のしょうゆに飛びつくことが「賢い奥さん」「賢い消費者」なのかを教えられた本です。

おススメです。