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八宝飯 -劉伶先生薬膳レシピより-

こんにちは。

今日は、中医師の劉伶(りゅうれい)先生を招いて、「ミニ講演会+薬膳料理の食事会」を開催しました。

ここで作った「八宝飯」のレシピをご紹介します。

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「八宝飯」 2人前

- 材料 -
もち米(米コップ2杯)、干しブドウ、アンズ、ナツメ、松の実、クルミ、ピーナッツ(ドライフルーツ、木の実は何種類でも構わない。各々の量も何粒でもOK、普通は各10gほど。好みで結構)、豚肉白身(脂身)20gほど、炒りゴマ小さじ1、砂糖(三温糖、黒砂糖でもよい、好みで)適量。

- 作り方 -
もち米をとぎ、水に半日つけてから蒸し器で蒸します。(炊飯器でも)松の実、クルミは炒め、他のドライフルーツは刻み、ナツメは水で戻してから種を取り出して刻み、それぞれ用意します。

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豚肉の白身(脂身)をフライパン(鍋)に入れ、弱火で炒り、油を取り出します(ラードです)。ボールの中にこのラードを塗り、ドライフルーツ、ナツメをまぶしてから、できたもち米ごはんを入れます。

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ドライフルーツともち米ごはんの層を作っていきます。

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湯気が出始めてから、これらをさらに5~10分ぐらい蒸します。これをすることで、ドライフルーツの甘みがもち米ごはんの方へ移り、全体が馴染んでいきます。

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大皿にひっくり返して松の実とクルミ、ゴマを表面に振りかけて出来上がりです。

※そのまま食べてもいいし、好みで砂糖を混ぜてデザートとして召し上がってもいいいです。

- 効能効果 -
もち米はモチモチ、粘りがあるため中国では粘米、あるいは糯米と言います。日本で有名な紹興酒の原料であり、南方でよく食べられているものです。東北地方にはもち米が少なく、代わりに糯米ー黄米をよく食べます。米粒の大きさにより、大黄米、小黄米と2種類に分けられます。粟米の料理は東北地方にはたくさんあります。

小豆を挟んで、ナツメがいっぱい入っている蒸餅-切羹や小豆餡をして包んだ饅頭-粘豆包があります。この食べ物は、東北の田舎ではお正月に欠かせないご馳走です。旧暦の12月に入ったら、各家庭が米を磨いて、小豆を炊き、饅頭を何十個何百個と作り、そのまま倉庫に入れ置きします。そうすると自然にガチガチに冷凍され、春節(旧正月)1月の間、お客さんの招待、子どものお菓子、主人の主食として毎日のように食べます。

八宝飯はもともと黄米を使い、中国東北地方で、旧正月の15日やお祝いのとき、あるいはお客さんを招待するときのご馳走として知られていますが、いつからか糯粟の代わりにもち米を使い宮廷料理にも用いられ、豪華な食べ物と言えるようになりました。

もち米は甘温で肺、脾胃を補う効果があり、ナツメは健脾温中で血を養い、クルミは補腎健脳のはたらきがあり、冬期は体を温め、カゼの予防や、体を強壮、補気補血する一品です。

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