こんにちは。

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夏は気温が上がり、発汗量が増え、脂の分泌も旺盛、上気して肌も赤くなります。

湿気、高温、紫外線などの影響で、吹き出物、ニキビ、あせも、カビ、日光皮膚炎などが多く見られます。

中医学では、これらの肌トラブルの原因は、主に「暑熱(しょねつ)」と「湿気」であると考えます。それらを取り除くことが重要なポイントになってきます。

金銀花(きんぎんか)、五行草(ごぎょうそう)、板藍根(ばんらんこん)などが熱を取るものとしてよく使われます。治療薬としては「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)」、「茵陳蒿湯(いんちんこうとう)」などの「湿と熱」を取り除く清熱利湿薬(せいねつりしつやく)が中心となります。

養生としては、お刺身などの生のものや、冷たい物をとり過ぎないようにしましょう。これらのものは、胃腸を冷やし、消化吸収機能を低下し、体内に「湿熱」を生じさせる食べ物だからです。

また、冷房のかけ過ぎはカラダを冷やして「湿気」をつくり出し、湿疹、アトピー性皮膚炎を悪化させる原因になる…と考えます。

そして、日焼けは「やけど」。中医学では「熱毒(ねつどく)」の症状と考えます。

ここでいう「毒」とは、熱が極めて盛んなことをいいます。

熱が筋肉・皮膚に欝滞することが、皮膚の症状を引き起こす、あるいは悪化させる原因となるのです。熱感が強い、皮膚に赤味をおびる、ひどければ痛みを起こす場合もあります。

対処には、「清営顆粒(せいえいかりゅう)」や「五涼華(ごりょうか)」などを使います。

また、以前皮膚の炎症は「カビが原因」という報道がありました。広島大学大学院の秀道広(ひでみちひろ)教授のグループが、人間の皮膚に存在するカビが作り出すタンパク質が原因であると発表したもので、「マラセチアグロボーザ」というカビが作り出すタンパク質が汗に溶け込んで体内に入り込んでアレルギー反応を起こすそうです。そして、このタンパク質がごく微量でも、起こることが分かっています。

なので、カビから美肌を守る中医コスメとして、「瑞花露(すいかろ)入浴液」や「瑞花露スプレー」があります。これらには、カビを抑える生薬が入っているので、汗・カビ・痒みにはおススメです。