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メニエール病やめまい…難病、奇病、肥満には「無形の痰」を疑ってみる!

こんにちは。

内臓の機能障害は、いろいろな病理的産物を生みだします。

その中で、「瘀血(おけつ)」と「痰(たん)」は多くの病気を引き起こす原因となるため、中医学では特に重視しています。

「瘀血」は血液の停滞のことです。

「痰」は気管から吐き出される分泌物…「有形(ゆうけい)の痰」だけでなく、水分代謝障害から病理的な水液が局所的にたまった産物…「無形(むけい)の痰」のこともさし、性質やたまる場所によって様々な病気を引き起こす…と考えます。

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たとえば、西洋医学ではメニエール病など、めまいを主症状とする病気の原因を、内耳の水がたまることと考えています。

水分代謝の病気である以上、中医学では「痰」の病気に当てはまります。この場合、「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」や「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」、「温胆湯(うんたんとう)」などが使われることが多いです。

また、ノドに異物が詰まったような症状で、検査してもよくわからないといった症状「梅核気(ばいかくき)」もやはり痰の病気ととらえ、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」や「温胆湯」などの化痰薬が使われます。

「無形の痰」によって引き起こされる病気として、「めまいを主症状とする病気(メニエール病など)」「梅核気(ノドの異物感など)」「慢性疾患、難治性疾患」「動脈粥状硬化(狭心症、脳梗塞など)」「肥満症(それに伴う不妊症)」などの疾患をあげることができると思います。

それぞれ起こる場所は違いますが、「無形の痰」が原因と考えています。

奇妙な病気、今までの医学的知識の中では解釈できない病気には「痰」が関係している場合が多いものです。

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