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こんにちは。

店頭の「緑のカーテン」で植えているゴーヤにかわいいい実が付きました。確認しただけで、5~6個ついています。ゴーヤを店頭で育てていると、お客様から色々「こうした方がいいよ」「葉っぱの色が薄いから、もっと肥料をやらなきゃ!」などのアドバイスをいただきます。

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緑と白、可愛い実が付いています。これがスクスク成長したら、いずれ我が家の食卓に上ることでしょう。それまではもう少しかかりそうです。そして、収穫し忘れると黄色く熟れて甘くなります。本当に果物のようになるのはビックリです!

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ゴーヤは東南アジアでは健康づくりに欠かせない野菜で、日本では沖縄や九州で栽培されてきました。ゴーヤの血糖値の降下作用は、インドネシアの民間療法で顕著な効果が出ているそうです。これに注目し、研究をすすめ、そのポリペプチドPという成分がインシュリンと同じ糖尿病治療効果を持つと分かり、期待されています。その他、主な栄養素は、ビタミンC、カリウム、鉄分です。

ゴーヤは中医学の効能として、「清暑熱=夏の暑気あたりを解消する」「解毒消種=毒を解消し、腫れ物を収める」「清肝火=肝の異常な熱を収める」です。

現代の研究では、「炎症を回復する作用」「血圧降下作用」「血糖値の降下作用」「流産誘発作用」がると言われています。ゴーヤに含まれる成分キニーネに早期、中期の流産を引き起こす作用があるようです。

ゴーヤの定番料理は「ゴーヤチャンプル」ですよね。ボクも大好きです。美味しいですよね。

ゴーヤの苦味は水に30分浸けると少し抜けます。しかし、苦味と一緒に大事な栄養素まで抜けてしまうので、なるべく苦味を残すような食べ方がいいと思います。血圧を下げるには生で食べるのが効果的だと言われています。

体熱を冷まして夏バテを解消してくれる「ゴーヤ」は暑い夏におススメですが、「妊婦」さんには注意が必要です。