こんにちは。

今日は「冠元顆粒」キャラバンin山口…と題した勉強会が「小郡ふれあいセンター」でありました。本来は大きな都市での開催がほとんどなんですが、ありがたいことに山口でも開催していただけることになりました。

カンナビ健康科学研究所所長で福岡大学名誉教授の藤原先生、岡山のふたば漢方薬局の緋田先生、イスクラ産業の学術課の岡本さんに来ていただきお話をいただきました。

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まず、福岡大学名誉教授の藤原先生が。藤原先生はボクが福岡大学薬学部在学中に教わった先生…漢方薬を通して先生にお会いできるとは思いませんでした。

冠元顆粒の「脳保護作用と向精神作用」についての研究をお話されました。病院の向精神薬が正常な人に対して抑える効果が出るのに対し、漢方薬は正常な人の場合には効かない…つまり中庸に持って行くはたらきがあるそうです。

認知症のモデルマウスでの実験で、認知機能障害である「中核症状」と興奮、幻覚、妄想、徘徊、不眠、攻撃行動、不安、抑うつなどの「周辺症状(BPSD)」への「冠元顆粒」の有効性も研究されています。

「冠元顆粒」は、血管性認知症の改善効果を有するが、特に予防効果が著明であること。また、「周辺症状」の治療効果が著明であること…が明らかになったそうです。

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次に、恩師であり「冠元顆粒」の生みの親である「猪越先生」の、京都で講演されたときの動画をみんなで見ました。「冠元顆粒」への熱い思いが伝わる動画でした。

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学術の岡本さんのお話は、1991年に発売された「冠元顆粒」の研究、特許に対してのこと。今まで「老化抑制剤(特許第4440153号)」「糖尿病改善剤(特許第4633572号)」「脳虚血による学習・記憶障害改善剤(特許第46533572号)」「肝組織コレステロール改善剤(特許第4745989号)」「向精神剤(特許第4799434号)」「神経ペプチドW発現増強剤及び摂食抑制剤(特許第5462323号)」と6つの特許を取っています。その中で、糖尿病合併症の発症・進展と「冠元顆粒」の作用についてお話しいただきました。

「冠元顆粒」は発売から24年経ちますが、最近では「冠元顆粒」のジェネリックが何種類も出てきています。しかし「冠元顆粒」には、6つの特許としっかりとしたエビデンスがある…ということです。

最後に、ふたば漢方薬局の緋田先生が「冠元顆粒」のアンケートを分析し、そこから見えてきたことをお話いただきました。「冠元顆粒」1包に対し100mlのお湯の量がベスト…とか。

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今回、ボクの姪の「茉結ちゃん」も山口中医薬研究会の勉強会に初参加。みなさんの注目の的で、みんなのオモチャになっていました。お話の途中もお利口にしていました。

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山口中医薬研究会のみなさんと講師の先生方とで記念撮影。ウチの「まゆゆ」はおばあちゃんの膝の上、しっかりセンターを陣取っています。

「冠元顆粒」キャラバンin山口は時間ギリギリまで白熱していました。

「歴史」「学術」「エビデンス」の三位一体の「熱い思い」を、ボクたち山口中医薬研究会の会員に注入していただきました。