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沙棘(さーじ)の効果

こんにちは。

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「沙棘(さーじ)」はグミ科の植物で、中国では内モンゴル、チベット、四川などの砂利地域や川辺に分布しています。

沙棘の実は砂漠の宝であり、古来から「生命の実」と呼ばれてきました。チベット医学では、沙棘を様々な治療に使って、素晴らしい効果を収めてきました。

「四部医典(チベット医学の聖典)」や「丹王薬典」には、利肺止咳健脾養胃活血化瘀補益精気生肌潤膚扶正固本などの効能がある…という記述があるそうです。確かに、その効果はボクも実感しています。

特に乾燥でセキが出る人に、沙棘オイル(紅沙棘)をのどに当てながらのむとセキが止まったりします。引っかかるようなセキ…これにはいいようです。

また、「沙棘をのんでいるといい声が出る。しかもその声が長く続く」という声も…。あるお坊さん、法事が何件も続き、普通なら最後まで声がもたないところ、「沙棘をのんでいると、最後まで声がもった…しかも若い息子と同じく声が出ていた」というお声をいただきました。これは利肺止咳の効果だと考えられます。

沙棘オイルには胃痛、胃炎、胃潰瘍、便秘…などの効果があると言われています。粘膜を潤し、炎症を抑えるはたらきがあります。確かに、胃痛を訴えられた人に沙棘オイルをのんでいただいたところ、痛みも取れて改善していきました。

また、中医師から沙棘オイルはピロリ菌にも効果がある…と教えていただきました。病院で処方されるピロリ菌の薬は消化器系に下痢や嘔吐などの副作用が出ることがあるようですが、沙棘は胃腸にもいいので心配はないと思います。これは健脾養胃の効果だと考えられます。

沙棘フラボノイド(心沙棘)には心脳血管系への作用、血脂への影響、抗凝集、血栓防止作用があることが薬理研究でも分かっています。特に狭心痛がある場合に、噛んで服用する…という方法で早い効果が出るようです。血管の弾力性を増し、血流量を増やす…という作用。

沙棘オイルにも薬理研究で、血脂降下、血管軟化効果が分かっていますが、これは活血化瘀の効果だと考えられます。

お肌に関してですが、沙棘オイルをのんでいる人は、お肌が潤ってくる…、ハリや弾力が出て、きめの細かいキレイなお肌になっている印象があります。また、沙棘オイルを続けてのんでいただいている人は、皮膚の症状も安定し落ち着いているように感じます。実際に、ガサガサの皮膚が少しずつシットリしてきて、痒みも落ち着いてきた…という経験も。皮膚を養い丈夫にする…という印象があります。

それに、沙棘オイルには粘膜修復作用も期待でき、口内炎などには当てながらのんでいただくと治りが早いです。また、粘膜の強化は、カゼ予防やアレルギーの予防にも期待できます。これは補益精気生肌潤膚扶正固本の効果だと考えられます。

チベット医学の聖典にも書いてある効能効果…それを実感できてうれしいです。

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