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選びたい油…体にやさしい油について

こんにちは。

近年アレルギーに悩まされている人が増加している…と言われています。

それは、都市化や工業化による空気や水の汚れというのも関係しているようですし、密閉型の住宅が増え、ハウスダストやカビなどのアレルゲンが増えたのも、その一因のようです。

しかし、アレルギーの増加は、単にそれだけでは説明のつかない部分もあります。…というのも、生活環境が大都市ほど大きくは変化していない地域でも、それは同じだからです。

喘息の有症率は子どもの場合、60年代から90年代にかけて6~7倍増加しています。アレルギー疾患も戦後の食生活の変化とともに急増している病気の1つです。

戦後、本人の食生活で最も変化したのが「脂肪」の摂取量の増加なんだそうです。これは、「タンパク質」の摂取量の増加を上回っている…。

ご存じの通り、「脂肪」は「糖質」「タンパク質」とともに、ボクたちの体にとって欠かせない栄養素の1つです。エネルギー源になったり、生命活動の基盤という細胞膜の主成分で、細胞膜を通して栄養分を取り込まれたり、老廃物を排出したりします。

また油には、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性の栄養素の吸収を良くするはたらきがあり、吸収率を高める作用もあります。

その中で、ボクたちの健康に重大な影響を及ぼす油の違いが、ガン、アレルギー、狭心症、脳卒中などに大きく関わっている…とも言われています。

大きく分けると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに分かれます。

「飽和脂肪酸」はバター、ラード、牛や豚の脂身などの動物性脂肪分に多く含まれています。「飽和脂肪酸」の多く入っている油は、常温で固体のものが多いので、コレステロールや中性脂肪を増やすので、とり過ぎには注意したい油です。

一方、「不飽和脂肪酸」は魚介類や植物に多く含まれている油で、「オメガ3系」「オメガ6系」「オメガ9系」とあります。

その中でも、「オメガ3系」はもっととりたい油です。

「オメガ3系」はαーリノレン酸を多く含む油で、亜麻仁油、エゴマ油、魚油(EPA、DHA)などに含まれています。脂肪になりにくい油の優等生です。

この油は「血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ」「ガンやアレルギー疾患を抑制」「老人性のボケやアルツハイマーを防ぐ」「脳細胞を活性化し、学習能力を高める」「血栓を溶かす」「LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やす」…などがあると言われています。

「オメガ6系」はリノール酸を多く含む油で、大豆油、ゴマ油、紅花油、コーン油などに含まれています。必須脂肪酸ではあるんですが、過剰にとり過ぎるのは控えた方がいい油です。少し前までは、「とればとるほど健康に良い…」と言われていたようですが、最近ではとり過ぎは逆に病気の原因に…とも言われています。

…というのも、「オメガ6系」の油から作られる「プロスタグランジンE2」や「ロイコトリエン」には、炎症や腫れを作用があります。アレルギーを引き起こしやすい油…というわけです。アレルギーや皮膚トラブルのある人はなるべく避けたい油です。

一方で、はじめの「オメガ3系」の油には、炎症症状を抑えるはたらきがある…ことが分かっており、「オメガ6系」の油のを抑えることが出来ます。こちらは積極的にとりたい油です。

また「オメガ9系」はオレイン酸が多く含む油で、オリーブ油、キャノーラ油、ナッツ類などに含まれます。抗酸化成分が多く、脂質や糖の代謝を促進すると言われています。

最後に、食べてはいけない油に「トランス脂肪酸」があります。

この油は、植物油を加工して作った不自然な油脂です。マーガリンやショートニングなどに含まれています。悪玉コレステロールを増加させ、心疾患、動脈硬化のリスクを高める恐れがある…と言われています。

ボクたちの身の回りには、油を使ったものが多くあります。表示を見て、油にも注意をしていきたいものです。

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