こんにちは。

毎日の生活の中には、実は「冷え」を招きやすい習慣が多くみられます。

食事では、体を冷やす成分を含む野菜や南国のフルーツ(パイナップル、マンゴーなど)をよく食べる…。これは物流の発達などにより、国内外の食材が季節に関わらず簡単に手に入るから。

150121_1

それに、日本人は肉、魚、野菜…いずれも生が大好きです。生ものの摂りすぎは体を冷やすします。

それにボクもよく飲みますが、日本人はお茶が好き。茶葉の発酵度によって性質が変わります。発酵度が低いお茶ほど体の熱を冷ます「涼性」の性質をもち、発酵度が高いお茶ほど体を温める「温性」の性質をもちます。

不発酵茶の緑茶は「涼性」で、暑い季節にのめば体の余分な熱を冷ましてくれますが、冬場はほどほどに。できるだけ温かくして飲みましょう…。逆に発酵度の高い紅茶は「温性」で、寒い季節に飲めば体を温めてくれます。半発酵のウーロン茶はその中間の性質…です。

それと、冷蔵庫の普及でいつでも冷たいものが手に入りますし、手軽に氷を作れるようになったりで、冷たい食べ物や飲み物を好む…という食習慣も関係し、昔よりも1年を通して冷えを起こしやすい生活環境になっているのかもしれません。

また意外に多いのは、ダイエットとして小さめの下着で体を締め付けることや、お洒落のために薄着や素足でいたり。湯船につからずシャワーで済ませるのも冷えを招きます。

夏場は、冷房も「冷え」の原因となります。冷えすぎると新陳代謝かが悪くなると、ダルさを感じたりむくんだりします。特にオフィスで座ったまま…ということは血行が悪くなり、足が冷えたりします。

もちろん運動不足も冷えと関係が…。階段を使わない、移動は常に車…というのは、熱を生み出す器官である筋肉量が低下し、「冷え」やすい状態になります。

日本人の「冷え」の体質には、「衣食住」の習慣から来ているように思います。